今日は専務がお休みだったので社長に送ってもらって岡本から電車で帰りました。
ここにくるのは実にばあばの退院ぶりで、やっぱり少し哀しかった。
そんな思いで駅前の坂を登っていると、目の前に車椅子の男性がいました。
結構な巨体で、手動の車椅子。岡本の坂はけっこう急なので大変そう。
一瞬声をかけようかと思ったのですが、ご本人でもあの様子なのだから私の力では無理かもしれないし逆に危険かもしれない、それに障害を持った方には変なプライドあって(偏見かもしれないけれど)介助されるのを好まれない方も多いし、とそのまま先に歩いていきました。
すると私より先に歩いていた女性が、何度も何度もふりかえり、ついには坂をおりてその男性のもとへと降りていきました。私と同じように気になっていたようです。
私はそこで自分が恥ずかしくなってもうそちらを見れなかったので、その後どうなったのかわかりません。
でも実際にお役にたてたかは別として、声をかけなければ何も始まらないのだなあ、無理かもしれないとか、断わられるのがいやだとか、余計な事を考えずに自然と声がだせるひとようになりたいとすごく思いました。