今週金曜日に控えたお父さんちの引越しのため、先週くらいから会社の帰りに毎日毎日通っては片付けをしておりました。(フリマの売れ残りやら私の荷物もけっこう置いてもらってたので)が、もう今日で最後。まだだいぶ物も残ってるし掃除も不十分だけど、お父さんは引渡しの前日である明日になんとかするらしい。こういう姿を見ているとぎりぎりまで行動できない性格は父親ゆずりではないかと思う。しかしながら母親は(別に住んでいてこのたび同居する)引っ越してはいるものの旧家の荷物を全然運んでないらしいので、もっとひどい。
このお父さんが震災後に7.8年住んだ公団住宅は私のほんとに短い結婚生活を送った家でもあった。一階の新聞受けには今でもマジックで塗りつぶされた名前が残っている。そして私がずっと掃除していた部屋は二人が生活していた部屋。最後に鍵をキーホルダーからぬいてポストに入れて帰るとき、あのころのさまざまなことを思い出して涙が止まらなかった。
ようなことはなく、ふつうにああもうここに来ることはないんだなと思っただけ。今の私には6年も前のことを鮮明に覚えているような無駄な記憶力はありませんでしたとさ。